超☆基礎 設問文の意味 「適当」と「適切」
当たり前すぎてだれも教えてくれなそうなことを解説してみる『国語<現代文>の超☆基礎講座』の第1回。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
問 本文の内容にあてはまるものとして、次の中から最も適当なものを選び、記号で答えなさい。
という風なものが、オーソドックスな中学生向けの設問文です。
小学生のころには、この「適当」という言葉を、設問文の中で見かけることはほとんどないでしょう。
「適当」と書いてありますが、決して「テキトー」なものを選んじゃいけませんよ。
もし「テキトー」に答えていいなら、正しい解答も、
解答 エとか?(ウでも可みたいな)
てな感じになってしまいますから、
だれも正確に採点できなくて、困り果てます。
「適当」ではなく「適切」と表現されることもありますが、
現代文の設問においては、どちらもまったく同じ意味です。
「適切」と聞かれたら気合を入れ、「適当」ならいい加減という解き方では、安定した成績を得られませんのでご注意を。
どちらを使われても、“きっちり”答えて、きっちり得点しましょう!
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
問 本文の内容にあてはまるものとして、次の中から最も適当なものを選び、記号で答えなさい。
という風なものが、オーソドックスな中学生向けの設問文です。
小学生のころには、この「適当」という言葉を、設問文の中で見かけることはほとんどないでしょう。
「適当」と書いてありますが、決して「テキトー」なものを選んじゃいけませんよ。
もし「テキトー」に答えていいなら、正しい解答も、
解答 エとか?(ウでも可みたいな)
てな感じになってしまいますから、
だれも正確に採点できなくて、困り果てます。
「適当」ではなく「適切」と表現されることもありますが、
現代文の設問においては、どちらもまったく同じ意味です。
「適切」と聞かれたら気合を入れ、「適当」ならいい加減という解き方では、安定した成績を得られませんのでご注意を。
どちらを使われても、“きっちり”答えて、きっちり得点しましょう!
超☆基礎 設問文の意味 「句読点をふくむ」
当たり前すぎてだれも教えてくれなそうなことを解説してみる『国語<現代文>の超☆基礎講座』の第2回。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
問 その理由を27字でぬき出し、初めと終わりの5字を答えなさい(句読点をふくむ)。
この「句読点」という言葉、中学生になったらいやというほど目にしますが、これはいやでも覚えておいてください。
「句点(くてん)」とは→ 。
「読点(とうてん)」とは→ 、
2つ合わせて「句読点(くとうてん)」です。
さて、上のような問いの場合、ここから考えられることは2通りあります。
1. ぬき出す部分の中に、「。」や「、」がふくまれている。
2. 初めと終わりの中に、「。」や「、」がふくまれている。
でも、もしかすると、
3. 別にどこにも句読点なんてふくまれちゃいない。
(文言を単にほかとそろえるため、または、校正者の見落としによって「句読点をふくむ」という言葉が残ったままになっている)
……なんて場合もあると困りますが、ないとも言い切れません。
でも、ふつうは、1と2だけだと思ってだいじょうぶです。
「句読点をふくむ」という言葉は、問題を解くための大切なヒントです。
これを逆さにして考えると、1と2のどちらにも当てはまらない解答は、いくら字数が合っていても、どんなに自信があっても、
まずまちがっているってこと。
そんなときは、もう一度本文をよーく読んでほかの部分から探してみましょう!
もちろん、制限文字数*(上の場合だと27字)という重要な手がかりも忘れずに、さあ、コナンを気取って!
*作問・校正(注)
出題者にとっては、別解を出させないための大切な予防線です。
ただし、これによって問題の難易度が下がりすぎてしまうこともあるので、多用には注意したいところ。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
問 その理由を27字でぬき出し、初めと終わりの5字を答えなさい(句読点をふくむ)。
この「句読点」という言葉、中学生になったらいやというほど目にしますが、これはいやでも覚えておいてください。
「句点(くてん)」とは→ 。
「読点(とうてん)」とは→ 、
2つ合わせて「句読点(くとうてん)」です。
さて、上のような問いの場合、ここから考えられることは2通りあります。
1. ぬき出す部分の中に、「。」や「、」がふくまれている。
2. 初めと終わりの中に、「。」や「、」がふくまれている。
でも、もしかすると、
3. 別にどこにも句読点なんてふくまれちゃいない。
(文言を単にほかとそろえるため、または、校正者の見落としによって「句読点をふくむ」という言葉が残ったままになっている)
……なんて場合もあると困りますが、ないとも言い切れません。
でも、ふつうは、1と2だけだと思ってだいじょうぶです。
「句読点をふくむ」という言葉は、問題を解くための大切なヒントです。
これを逆さにして考えると、1と2のどちらにも当てはまらない解答は、いくら字数が合っていても、どんなに自信があっても、
まずまちがっているってこと。
そんなときは、もう一度本文をよーく読んでほかの部分から探してみましょう!
もちろん、制限文字数*(上の場合だと27字)という重要な手がかりも忘れずに、さあ、コナンを気取って!
*作問・校正(注)
出題者にとっては、別解を出させないための大切な予防線です。
ただし、これによって問題の難易度が下がりすぎてしまうこともあるので、多用には注意したいところ。
超☆基礎 設問文の意味 「句読点などをふくむ」
当たり前すぎてだれも教えてくれなそうなことを解説してみる『国語<現代文>の超☆基礎講座』の第3回。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
問 そのときの主人公の感情を具体的に表現している部分をぬき出せ。(句読点などをふくむ)
この句読点の後ろにくっついている「など」が指すものは、
もちろん文字でもなければ句読点でもありません。
この「など」にあたるのは、記号のたぐいです。
「 」 『 』 ( ) ! ?
・ “ ” …… ――
これらがそうです。
ほかにもあるかも知れませんが、残念ながら今はこれ以上思いつきません。
まあ、たいていの場合は、「 」か『 』
まれに ・ だと思ってください。
…… や ―― はさけるのが、
まっとうな作問センスってものですけれども、
万が一、どう考えても正答にふくまれていそうな問題に出会ってしまったときは、
それぞれ2マス使って解答してください。
… と − が1マスずつ、×2ってことで。
でも、まずこういう正答はありませんし、
ミニ知識として覚えておいても役に立つことはなさそうなので、
忘れても問題はないでしょう*。
さて、ここでちょっと注意したいのが、
「など」と書かれてあるからといって.
必ずしも記号類が解答にふくまれるとは限らないということ。
割合としてはかなり少な目ですが、
なかには単なる表記統一として使われていることがあるのです。
そういう場合だと、解答に記号がふくまれるものを特定することは無理です。
でも逆に、ある設問にだけ「など」がついていたら、
その答えには必ず記号がふくまれるということになります。
(校正もれなどのミスによってついている場合は、その限りではありませんが・・・)
これは覚えておくと役に立ちますので、
忘れないようにしてみてください。
* 校正者がこれを忘れるのはかなり問題です。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
- - - - - - - - - おさらい - - - - - - - - -
句点(くてん)とはこれのこと→ 。
読点(とうてん)とはこれのこと→ 、
二つ合わせて句読点(くとうてん)といいます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
句点(くてん)とはこれのこと→ 。
読点(とうてん)とはこれのこと→ 、
二つ合わせて句読点(くとうてん)といいます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
問 そのときの主人公の感情を具体的に表現している部分をぬき出せ。(句読点などをふくむ)
この句読点の後ろにくっついている「など」が指すものは、
もちろん文字でもなければ句読点でもありません。
この「など」にあたるのは、記号のたぐいです。
「 」 『 』 ( ) ! ?
・ “ ” …… ――
これらがそうです。
ほかにもあるかも知れませんが、残念ながら今はこれ以上思いつきません。
まあ、たいていの場合は、「 」か『 』
まれに ・ だと思ってください。
…… や ―― はさけるのが、
まっとうな作問センスってものですけれども、
万が一、どう考えても正答にふくまれていそうな問題に出会ってしまったときは、
それぞれ2マス使って解答してください。
… と − が1マスずつ、×2ってことで。
でも、まずこういう正答はありませんし、
ミニ知識として覚えておいても役に立つことはなさそうなので、
忘れても問題はないでしょう*。
さて、ここでちょっと注意したいのが、
「など」と書かれてあるからといって.
必ずしも記号類が解答にふくまれるとは限らないということ。
割合としてはかなり少な目ですが、
なかには単なる表記統一として使われていることがあるのです。
そういう場合だと、解答に記号がふくまれるものを特定することは無理です。
でも逆に、ある設問にだけ「など」がついていたら、
その答えには必ず記号がふくまれるということになります。
(校正もれなどのミスによってついている場合は、その限りではありませんが・・・)
これは覚えておくと役に立ちますので、
忘れないようにしてみてください。
* 校正者がこれを忘れるのはかなり問題です。
超☆基礎 設問文の意味 「一文」
当たり前すぎてだれも教えてくれなそうなことを解説してみる『国語<現代文>の超☆基礎講座』の第4回。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
問 ジョバンニの影ぼうしは、電燈に近づくにつれどのように変化したか。それが書かれている一文をぬき出し、初めと終わりの5字を答えよ。(句読点をふくむ。)
解いたら答えを見てみましょう。↓
こういう問題は、問いにあるように、まず「一文」でぬき出さないと答えようもありません。
一文というのは、一つの文章の頭からおしり(句点の部分)までのことです。
文頭に(接続語*のような)直接解答に当たらないものがふくまれていても、
「一文で」と指示されていたらその部分も入ります。
本文……ジョバンニが、どんどん電燈の方へおりて行きますと、
設問文…ジョバンニの影ぼうしは、電燈に近づくにつれ
この2つは同じ意味ですから、
「影ぼうしの変化」を答えるには、「ジョバンニが、どんどん電燈の方へおりて行きますと、」の部分を入れなくてもおかしくはありません。
でも、「一文で」と指示されているので、勝手にけずってしまうと点数までけずられてしまいますから注意しましょう。
くれぐれも「頭から」ぬき出すようにしてください。
さて、前回・前々回と説明しました「句読点」をここにも出してみました。
この解答には、文末に句点がありますから、その部分もふくめて5字ということになります。
よって正しい答えは、
ジョバンニ 〜 のでした。
になります。
詩は別として、小説や評論(説明)文の問題で、
「一文でぬき出せ」といわれたら、まず普通は、終わりに句点がつきます。
「(句読点もふくむ)」という指示があったら、「ぬき出しの最後には句点が入る」と覚えておくと良いでしょう。
* 接続語・・・「しかし」「そして」「または」「さらに」などなど。
* 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を引用転載しているのは、著作権が切れているからです。
続きを読む▽
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
坂の下に大きな一つの街燈(がいとう)が、青白く立派に光って立っていました。ジョバンニが、どんどん電燈の方へおりて行きますと、いままでばけもののように、長くぼんやり、うしろへ引いていたジョバンニの影(かげ)ぼうしは、だんだん濃(こ)く黒くはっきりなって、足をあげたり手を振(ふ)ったり、ジョバンニの横の方へまわって来るのでした。
(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より)
テキストは青空文庫さんよりお借りしました。
問 ジョバンニの影ぼうしは、電燈に近づくにつれどのように変化したか。それが書かれている一文をぬき出し、初めと終わりの5字を答えよ。(句読点をふくむ。)
解いたら答えを見てみましょう。↓
こういう問題は、問いにあるように、まず「一文」でぬき出さないと答えようもありません。
一文というのは、一つの文章の頭からおしり(句点の部分)までのことです。
文頭に(接続語*のような)直接解答に当たらないものがふくまれていても、
「一文で」と指示されていたらその部分も入ります。
本文……ジョバンニが、どんどん電燈の方へおりて行きますと、
設問文…ジョバンニの影ぼうしは、電燈に近づくにつれ
この2つは同じ意味ですから、
「影ぼうしの変化」を答えるには、「ジョバンニが、どんどん電燈の方へおりて行きますと、」の部分を入れなくてもおかしくはありません。
でも、「一文で」と指示されているので、勝手にけずってしまうと点数までけずられてしまいますから注意しましょう。
くれぐれも「頭から」ぬき出すようにしてください。
さて、前回・前々回と説明しました「句読点」をここにも出してみました。
この解答には、文末に句点がありますから、その部分もふくめて5字ということになります。
よって正しい答えは、
ジョバンニ 〜 のでした。
になります。
詩は別として、小説や評論(説明)文の問題で、
「一文でぬき出せ」といわれたら、まず普通は、終わりに句点がつきます。
「(句読点もふくむ)」という指示があったら、「ぬき出しの最後には句点が入る」と覚えておくと良いでしょう。
* 接続語・・・「しかし」「そして」「または」「さらに」などなど。
* 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を引用転載しているのは、著作権が切れているからです。
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超☆基礎 設問文の意味 「程度」と「以内」
今回は学校でも教えてもらえそうなことを解説してみる『国語<現代文>の超☆基礎講座』の第5回。
中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
A 次の□に当てはまる言葉を、本文中から10字程度でぬき出しなさい。
B 次の□に当てはまる言葉を、本文中から10字以内でぬき出しなさい。
といった問題の場合、
Aのほうの答えは、7〜13字、
Bのほうは、7〜10字になるのがふつうです。
このくらいの指定文字数の場合で、
「程度」という条件のときは、プラスマイナス3字まで、
「以内」ならば、マイナス3字まで許されるというのが一般的な決まりごとになっています。
◆「要約問題」で、指定字数より4字少ない/多い解答を書いた場合・・・内容が合っていれば減点はされても点数はもらえそうな気がします。
◆「ぬき出し問題」で、指定字数より4字少ない/多い解答を書いた場合・・・書いた解答が間違っている確率が高いです。再度見直してみてください。
(「以内」の指示があるときは、一文字でも多いとアウトです。)
この文字数の条件というのは、解答を考えるときの大切なヒントです。
中学生の問題なら、答えに見当がつかないときでも、指定字数から解答部分を探し出せることが非常によくあります。
正答がおよそ何文字くらいになるのかを先にとらえて、それから答えを考えてみましょう。
それは、正確に速く解くコツのひとつです。
※ ただし、例外もあります
■「○○を説明した次の文のア〜オの空らんにあてはまるものを、それぞれ本文中から10字以内でぬき出せ」という風な、
短い文章や単語を複数個ぬき出す問題の場合は、
中に「4〜6字」の解答が混じっていることもあります。
■「以内」とあっても、指定字数が20字以上になると、
15〜20字が目安となります。
■「程度」と指示されているものであっても、
指定文字数が数十字、数百文字といった長文の場合は、
許容されるプラスマイナス数も比例して多くなります。
中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
A 次の□に当てはまる言葉を、本文中から10字程度でぬき出しなさい。
B 次の□に当てはまる言葉を、本文中から10字以内でぬき出しなさい。
といった問題の場合、
Aのほうの答えは、7〜13字、
Bのほうは、7〜10字になるのがふつうです。
このくらいの指定文字数の場合で、
「程度」という条件のときは、プラスマイナス3字まで、
「以内」ならば、マイナス3字まで許されるというのが一般的な決まりごとになっています。
◆「要約問題」で、指定字数より4字少ない/多い解答を書いた場合・・・内容が合っていれば減点はされても点数はもらえそうな気がします。
◆「ぬき出し問題」で、指定字数より4字少ない/多い解答を書いた場合・・・書いた解答が間違っている確率が高いです。再度見直してみてください。
(「以内」の指示があるときは、一文字でも多いとアウトです。)
この文字数の条件というのは、解答を考えるときの大切なヒントです。
中学生の問題なら、答えに見当がつかないときでも、指定字数から解答部分を探し出せることが非常によくあります。
正答がおよそ何文字くらいになるのかを先にとらえて、それから答えを考えてみましょう。
それは、正確に速く解くコツのひとつです。
※ ただし、例外もあります
■「○○を説明した次の文のア〜オの空らんにあてはまるものを、それぞれ本文中から10字以内でぬき出せ」という風な、
短い文章や単語を複数個ぬき出す問題の場合は、
中に「4〜6字」の解答が混じっていることもあります。
■「以内」とあっても、指定字数が20字以上になると、
15〜20字が目安となります。
■「程度」と指示されているものであっても、
指定文字数が数十字、数百文字といった長文の場合は、
許容されるプラスマイナス数も比例して多くなります。
超☆基礎 ぬき出し問題のふりがなは?
当たり前すぎてだれも教えてくれなそうなことを解説してみる『国語<現代文>の超☆基礎講座』の第6回。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
設問文の例 : 本文中からぬき出して答えなさい。
さて、ぬき出そうとすると・・・
本文にふりがなが付いている!
さあ、こんなときどうするのが正しい?
1.ふりがなもいっしょにぬき出さなきゃダメ
2.ふりがなを外してぬき出してもOK
正しいのは2。
ふりがなまで書く必要はありません。書かないのがふつうです。
なお、書いても失点にはなりませんが、時間はむだに失われます。
新中学1年生や教材執筆&校正ビギナー向けの内容になっております。
設問文の例 : 本文中からぬき出して答えなさい。
さて、ぬき出そうとすると・・・
本文にふりがなが付いている!
さあ、こんなときどうするのが正しい?
1.ふりがなもいっしょにぬき出さなきゃダメ
2.ふりがなを外してぬき出してもOK
正しいのは2。
ふりがなまで書く必要はありません。書かないのがふつうです。
なお、書いても失点にはなりませんが、時間はむだに失われます。



コチラ
